【社会とどう関わっていけるか〜無理せずできる範囲で(感謝を込めて活動1ヶ月の感想を)】

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 東日本大震災以降,社会や世の中の役に立ちたい!とボランティア活動やソーシャルビジネス活動に参加したいと思う人が少しずつ増えてきているように思います。
 でも実際はどうしたらいいのだろうと考えている人も多いでしょう。私たちもこれまでそう考えてきました。

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 今の市場経済や競争社会では,どうしても社会のしくみから,弾き出されてしまっている立場の弱い人たちが存在します。どうあがいても,不利益や不自由を強いられている人がいます。そういう方々が生きづらいと感じないようにする方法が必要であることは言うまでもないでしょう。すべてを自己責任に課すことはできません。

 私たちがメイクビレッジの活動を実際に開始してから1ヶ月。これまで様々な方と出会い,お話を伺い,アドバイスをいただいてきました。まず,この場を借りて,御礼を申し上げます。
 これらの方々が,社会から弾き出されてしまっている人たちに対して暖かい手を差し伸べ,真摯に話を聴いてあげながら,具体的に様々に奮闘されている姿をみて,その努力に深く敬意を表すると共に,自分たちは本当にここまですることができるのかと自問自答をしている毎日です。

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 ただ,誰もがすべてを投げ打って,社会的な活動をすればいいのかと問えば,それは違うと思います。一時的にはそれでもいいのでしょうが,長続きできず,かえって何もできなくなるおそれもあります。

 別にすべてを捧げないといけないのではありません。人は生きて生活しているだけで誰かの役に立っています。働き,モノやサービスを提供することだけでも社会的な貢献となっていますし,家事・育児は将来の世の中のために必要不可欠なことです。

 あえて社会の役に立つ,社会貢献をする!と意識しなくても,人は普通に生活をしているだけでも世の中のためになっているのだと思います。 だから,本当にふつーに仕事をしているだけだなあと感じている人も家事や育児に奮闘されて他に余裕のない人も,胸を張って,自分は社会の役に立っていると言っていいと思っています。

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 私たちメイクビレッジのメンバーは,1人を除いてフルタイムで活動に参加している訳ではありません。他の仕事を抱えながら,自分が参加できる時間を使って,活動を進めています。だからすべてを投げ打っている訳ではありません。そんな私たちの合言葉は,「無理せずできる範囲で」です。自分の仕事が忙しくて,会合に参加できない時や作業ができない時も,できる範囲内で関与できるようにしています。
 決して,活動参加に対して無理強いはしていませんし,今後も絶対にそのようにはしません。
 メンバー間の意思決定はすべてFacebookやサイボウズを利用して,リモートオフィスのように行動をしています。今後も,私たちは「オフィスを捨てて」活動をしていきます。可能であれば,働きかたや活動への参加の仕方のひとつのロールモデルをつくりたいとまで考えています。

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 誰でも,何かは特技や知識・経験をもっているはずです。特技とは言えなくても好きなことはあると思います。 私たちはそれらを持ち寄り,「会社」組織が主体となって何でもするのではなく,みんなの特技や好きなことをパッチワークのように貼りあわせて,ひとつの活動を持続させていけたらなあと思っています。
 メイクビレッジも,今現在,1人がすべてを取り仕切るのではなく,自分の特技や知識・経験を持ち寄り,個々のメンバーが主体的にきっちりと分業しながら進めていっています。

 このように私たちは不動産賃貸業者ではないですし,オフィスを構えて「会社」として活動をしている訳ではありません。もちろん,メイクビレッジ1号館がオープンしたのちには,専業従業員やパート・アルバイトにより,安全で安心できる住環境を整えます。

 ただ,それでも,ガチガチの会社組織にするのではなく,誰でもが参加できるよう,オープンな組織運営をしていくつもりです。

 メイクビレッジはひとつの「つながり」ですし,営利を目的としているのではありません。それが活動をより柔軟に進めていける原動力になっていると思います。「会社」がやっているのではないから不安に思われる方もいるとは思いますが,むしろ従業員の力にのみ頼る会社組織にはない,より広く知識や経験を集められる強さも合わせて持っていると考えています。

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 そんな感じで,この6月から「無理せずできる範囲で」,肩の力を抜きながら,少しだけ前に一歩踏み出してみることにしました。これは私たちメンバー個々の個人的な挑戦でもあります。

 もし,これを最後までお読みいただいた皆さんのなかから,「無理せずできる範囲で」ご協力いただくことができたら,とてもうれしく思います。

 一緒に,世の中が住み良くなるようなことをしてみたいと思われている方はお気軽にお声を掛けて下さい。

 この1カ月だけでも様々な方々とお話させていただき,この歳になっても成長することができたと感じることができました。正直,悩みもいろいろあります。でも悩みは何かを始めるのには当然につきまとうものと思っています。
 これまで実際に「つながり」や「居場所」を作って奮闘されて来た方々に続くことができるかはこれからの努力に掛かっていることは十分承知しております。今まで親身になってアドバイスをいただいてきた方々の信頼を得られるよう,必ず有言実行で,「頼れる場所」を作っていきたいと思っています。

 なんとか頑張っていきますので,これからもよろしくお願い致します。

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